こゆくておいしい２('A`)

およそ150年前、ベッドフォードプリズンで以下の最初のマグショットがとられます。
掲載は1859年から1876年のもの。
当時犯罪者は手書きの絵で描かれており、脱走されると再逮捕が難航していたようです。
それを憂いたベッドフォードプリズンの所長ロバート・エヴァンス・ロバーツがアイデアを出してマグショットを撮るようになったそうです。
絵ではないリアルな自分が残る写真という当時画期的なもののため、犯罪者達もマグショットを撮られる事を拒まなかったそうです。

当時写真は最先端で、1850年代中盤から始まったばかりだったそうです。
写真を撮る事が出来る人は富裕層がほとんどで、そんな技術をマグショットとして取り入れた案は非常に画期的だったそうです。

これらは100年前に設立したルートン公文書記録保管所に書籍として保存されています。
この保管所もイギリス最初の地方保管所です。


左）Joseph Blagdon　44歳　顔色の悪い男で、バーミンガムのバスケット(かご)のメーカーで勤務。カツアゲをしたことで収監。
一ヶ月後に出所



左）Elizabeth Evans　36歳　窃盗の罪で3年服役。
右）Thomas Jenkins　39歳　船のコック。　別件での承認拒否で収監。



George Bennett　密猟と警官襲撃の罪。
　


John Robinson　窃盗罪。



左）William Moorhead　22歳　ストッキングを8つとシャツを盗んだ罪
右）John Jackson　20歳　強姦で10年の刑



左）Samuel Oliver　46歳　初犯で21日間収監。
右）William Flint　29歳　初犯。やけどの跡と赤毛の眉毛だったらしい



左）Joseph Hoorwood　27歳　農具であるスキを三つ盗んだ罪で7年の刑
右）James Knapton　22歳　工夫。　麦の山に放火をした罪で6年の刑



左）Henry Johnson　18歳　版画販売を営んでいた青年。女性のバッグを盗んで2年。
右）William Rose　28歳　コートやズボン、ハンカチなどを盗んで2年の刑。銃弾も隠し持っていたとの記。



左）William Doyle　17歳　調書には「青白く読み書きが出来ない」と記述。収穫後の麦に放火の罪で6年。
右）Joseph Blagdon　カツアゲの罪。



左）William Dazley　27歳　金物屋店員　窃盗罪
右）Henry James Green 別名 James Middleton　23歳　ストッキングの織工。　窃盗で4年の刑



左）Daniel Burke　21歳
右）William Johnson 別名 Daniel Dunn　窃盗罪で7年の刑



左）Jane Green 別名 Elizabeth Locker　20歳　窃盗罪で4年。調書には「ストッキングの織工、顔が超長い」と記述
右）Catherine May　26歳　ドレスメーカー勤務　バッグ窃盗の罪で3年の刑。習慣後5ヶ月で死亡。